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ぎっくり腰も慢性腰痛も!整骨院で腰痛を和らげる方法と再発予防ケア

つらい腰痛、どうすればいいの?と悩んでいませんか? このページでは、ぎっくり腰のような急な痛みから、長年続く慢性腰痛まで、その原因と整骨院における効果的な施術方法を詳しく解説します。さらに、腰痛を悪化させる日常のNG習慣や、自宅で簡単にできるストレッチ、筋トレなどの対策もご紹介。整骨院での施術後、再発を防ぐためのケアについても触れているので、腰痛に悩まされる日々から解放され、快適な生活を送るためのヒントが満載です。この記事を読めば、あなたに合った腰痛対策を見つけ、痛みを和らげ、再発を予防するための具体的な方法が分かります。

1. 腰痛の種類と原因

腰痛は、原因や症状によって大きく分けられます。大きく分けてぎっくり腰(急性腰痛)と慢性腰痛の2種類があり、それぞれ原因や対処法が異なります。ご自身の腰痛がどちらの種類に当てはまるのかを理解することで、適切なケアを行うことができます。

1.1 ぎっくり腰(急性腰痛)

ぎっくり腰は、正式には「急性腰痛症」と呼ばれ、突然激しい痛みが腰に生じるのが特徴です。重いものを持ち上げた時や、くしゃみをした時など、些細な動作がきっかけで発症することが多く、その痛みから身動きが取れなくなることもあります。

主な原因は、腰の筋肉や靭帯の損傷、関節の捻挫などです。また、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などが原因で起こる場合もあります。

1.2 慢性腰痛

慢性腰痛は、3ヶ月以上続く腰痛のことを指します。ぎっくり腰のように急激な痛みではなく、鈍い痛みやしびれが続くことが特徴です。同じ姿勢を長時間続けることや、運動不足、ストレス、冷えなど、様々な要因が複雑に絡み合って発症すると考えられています。

分類原因症状
腰椎椎間板ヘルニア椎間板の一部が飛び出し、神経を圧迫する腰や脚の痛み、しびれ、感覚異常
脊柱管狭窄症脊柱管が狭くなり、神経を圧迫する腰や脚の痛み、しびれ、間欠性跛行
変形性腰椎症腰椎の骨や関節が変形する腰の痛み、可動域制限
腰部脊柱管狭窄症腰部の脊柱管が狭くなり、神経を圧迫する腰や脚の痛み、しびれ、間欠性跛行
仙腸関節炎仙腸関節に炎症が起こる腰やお尻の痛み
筋筋膜性腰痛腰の筋肉や筋膜にトリガーポイントと呼ばれる痛みの発生源ができる腰の痛み、こり、はり

上記以外にも、内臓疾患が原因で腰痛が起こる場合もあります。長引く腰痛や、安静にしていても改善しない場合は、医療機関への受診をおすすめします。

2. 整骨院で腰痛を和らげる方法

腰痛は、その原因や症状によって適切な施術方法が異なります。整骨院では、患者さんの状態に合わせて様々な施術を行い、痛みを和らげ、日常生活への復帰をサポートします。

2.1 整骨院での施術内容

整骨院で行われる主な施術内容は以下の通りです。

施術の種類内容期待できる効果
手技療法マッサージ、ストレッチ、関節モビライゼーションなど、施術者の手によって行われる療法です。筋肉の緊張を緩和し、関節の動きをスムーズにすることで、痛みを軽減します。筋肉の緩和、血行促進、関節可動域の改善
物理療法電気治療、温熱療法、牽引療法など、機器を用いた療法です。痛みの緩和や炎症の抑制、血行促進などを目的として行います。電気治療では、低周波、高周波、干渉波など、症状に合わせて適切な電気を用います。温熱療法では、ホットパックや赤外線ランプなどを用いて患部を温め、血行を促進します。牽引療法では、腰椎を牽引することで、神経の圧迫を軽減し、痛みを和らげます。痛みの緩和、炎症の抑制、血行促進、組織の修復促進
運動療法腰痛改善のためのエクササイズやストレッチを指導します。患者さんの状態に合わせて、無理のない範囲で運動を行い、腰周りの筋肉を強化することで、再発予防にも繋がります。筋力強化、柔軟性向上、姿勢改善、再発予防

2.1.1 手技療法(マッサージ、ストレッチなど)

マッサージは、筋肉の緊張を和らげ、血行を促進することで痛みを軽減します。硬くなった筋肉を丁寧にほぐすことで、腰の可動域を広げ、動きをスムーズにします。ストレッチは、筋肉の柔軟性を高め、関節の動きを改善することで、腰痛の予防や改善に効果的です。施術者による的確なストレッチは、自分自身では伸ばしにくい筋肉にもアプローチできます。

2.1.2 物理療法(電気治療、温熱療法など)

物理療法は、電気や温熱などの物理的な刺激を用いて、痛みを和らげ、組織の修復を促進する治療法です。電気治療は、低周波、高周波、干渉波など、様々な種類があり、痛みの種類や程度に合わせて適切な電気刺激を与えます。温熱療法は、ホットパックや赤外線ランプなどを用いて患部を温め、血行を促進することで、痛みを緩和し、筋肉の緊張を和らげます。

2.1.3 運動療法

運動療法は、腰痛改善のためのエクササイズやストレッチを指導し、腰周りの筋肉を強化することで、腰痛の再発予防に繋がります。患者さんの状態に合わせて、無理のない範囲で運動プログラムを作成し、自宅でも継続して行えるよう指導します。

3. 腰痛を悪化させるNG習慣

腰痛は、日常生活の何気ない行動や習慣によって悪化することがあります。腰痛を予防し、改善するためにも、以下のようなNG習慣を避け、正しい生活習慣を心がけることが大切です。

3.1 長時間同じ姿勢での作業

デスクワークや車の運転など、長時間同じ姿勢を続けることで、腰に負担がかかり、筋肉が緊張しやすくなります。1時間に1回は立ち上がって体を動かしたり、ストレッチをするなど、こまめな休憩を挟むようにしましょう。

3.2 重いものを持ち上げること

重いものを持ち上げる際は、腰に大きな負担がかかります。特に、中腰の姿勢で重いものを持ち上げるのは避け、膝を曲げて持ち上げるようにしてください。また、無理に重いものを持ち上げようとせず、台車などを使用したり、誰かに手伝ってもらうようにしましょう。

3.3 運動不足

運動不足は、筋力の低下を招き、腰痛のリスクを高めます。適度な運動は、腹筋や背筋などの体幹を鍛え、腰への負担を軽減する効果があります。ウォーキングや水泳など、腰に負担の少ない運動を習慣的に行いましょう。

3.4 猫背などの悪い姿勢

猫背などの悪い姿勢は、腰への負担を増大させ、腰痛の原因となります。正しい姿勢を意識し、背筋を伸ばし、あごを引くように心がけましょう。また、座っている時は、深く座り、背もたれに寄りかかるようにしましょう。

3.5 冷え

体が冷えると、血行が悪くなり、筋肉が緊張しやすくなります。腰痛を悪化させないためにも、体を冷やさないように注意しましょう。特に、冬場は暖かい服装を心がけ、夏場は冷房の効きすぎに注意しましょう。また、お風呂で温まったり、カイロを使用するのも効果的です。

3.6 ストレス

ストレスは、自律神経のバランスを崩し、筋肉の緊張を高め、腰痛を悪化させる要因となります。ストレスを溜め込まないように、適度にリラックスする時間を取り入れることが大切です。趣味を楽しんだり、十分な睡眠をとるなど、自分に合ったストレス解消法を見つけましょう。

NG習慣改善策
長時間同じ姿勢での作業1時間に1回程度の休憩、ストレッチ
重いものを持ち上げること膝を曲げて持ち上げる、台車を使用する、手伝ってもらう
運動不足ウォーキング、水泳などの適度な運動
猫背などの悪い姿勢正しい姿勢を意識する、背筋を伸ばす、あごを引く
冷え暖かい服装、冷房に注意、お風呂、カイロ
ストレス趣味、十分な睡眠、リラックス

これらのNG習慣を避け、日常生活を改善することで、腰痛の予防・改善に繋がります。 自分自身の生活習慣を見直し、腰に優しい生活を送りましょう。

4. 自宅でできる腰痛対策

腰痛の改善には、整骨院での施術だけでなく、自宅でのセルフケアも重要です。ここでは、自宅でできる効果的な腰痛対策として、ストレッチ、筋力トレーニング、日常生活での注意点を紹介します。

4.1 ストレッチ

ストレッチは、筋肉の緊張を和らげ、血行を促進することで腰痛を緩和する効果が期待できます。痛みを感じない範囲で、無理なく行うようにしてください。

4.1.1 太もも裏のストレッチ

床に座り、片方の足を伸ばし、もう片方の足は曲げます。伸ばした足のつま先を手でつかみ、太ももの裏が伸びているのを感じながら30秒ほどキープします。反対側も同様に行います。

4.1.2 股関節周りのストレッチ

仰向けに寝て、両膝を立てます。片方の足をもう片方の太ももに乗せ、手で太ももを押さえながら胸に近づけます。股関節周りの筋肉が伸びているのを感じながら30秒ほどキープします。反対側も同様に行います。

4.1.3 背筋のストレッチ

うつ伏せになり、両腕を肩の高さに伸ばします。上半身を起こし、背筋が伸びているのを感じながら30秒ほどキープします。腰に痛みがある場合は無理に行わないようにしてください。

4.2 筋力トレーニング

腰痛予防には、腹筋や背筋を鍛えることが大切です。正しいフォームで行うように注意し、痛みがある場合は中止してください。

4.2.1 腹筋

仰向けに寝て、両膝を立てます。両手を頭の後ろに組んで、上半身をゆっくりと起こします。腹筋に力が入っているのを感じながら10回ほど繰り返します。

4.2.2 背筋

うつ伏せになり、両腕を体の横に伸ばします。上半身と両足を同時に持ち上げ、背筋に力が入っているのを感じながら10回ほど繰り返します。

4.3 日常生活での注意点

日常生活での姿勢や行動を改善することで、腰痛を予防し、再発を防ぐことができます。

注意点具体的な方法
正しい姿勢立っているときは背筋を伸ばし、座っているときは深く腰掛け、足を床につけるようにします。デスクワークの場合は、椅子に深く座り、背もたれに寄りかかるようにしましょう。
適切な睡眠自分に合った硬さのマットレスを選び、横向きに寝る場合は膝の間にクッションを挟むと腰への負担を軽減できます。
重いものを持ち上げるとき膝を曲げて腰を落とすようにし、背中を丸めないように注意します。できる限り体に近づけて持ち上げるようにしましょう。
長時間の同じ姿勢1時間に1回は立ち上がって軽いストレッチをするなど、同じ姿勢を長時間続けないように心がけましょう。

5. 整骨院での施術後の再発予防ケア

整骨院での施術によって腰痛が軽減した後も、再発を防ぐためには継続的なケアが重要です。せっかく整骨院で施術を受けて改善した腰痛を、再び繰り返さないように、自宅でのセルフケアや生活習慣の見直しを行いましょう。

5.1 自宅でのストレッチや筋トレの継続

整骨院で教えてもらったストレッチや筋力トレーニングは、自宅でも継続して行うことが大切です。毎日続けることで、腰周りの筋肉を柔軟に保ち、腰への負担を軽減することができます。

種類効果注意点
太もも裏のストレッチハムストリングスの柔軟性を高め、骨盤の歪みを整えます。反動をつけずに、ゆっくりと伸ばすようにしましょう。
股関節周りのストレッチ股関節の可動域を広げ、腰への負担を軽減します。痛みを感じない範囲で行いましょう。
背筋のストレッチ背筋を伸ばし、姿勢の改善に役立ちます。呼吸を止めずに、自然な呼吸を続けましょう。
腹筋トレーニング体幹を強化し、腰を安定させます。腰を反らせないように注意しましょう。
背筋トレーニング背筋を強化し、姿勢を維持する力を高めます。無理のない範囲で回数や負荷を調整しましょう。

5.2 日常生活での姿勢の改善

日常生活における姿勢は、腰痛に大きく影響します。正しい姿勢を意識することで、腰への負担を軽減し、再発を予防することができます。

5.2.1 正しい姿勢

立っているときは、背筋を伸ばし、お腹に力を入れるように意識しましょう。座っているときは、深く座り、背もたれに寄りかかりすぎないようにしましょう。また、デスクワークなどで長時間同じ姿勢を続ける場合は、こまめに休憩を取り、軽いストレッチを行うように心がけましょう。

5.2.2 適切な睡眠

睡眠不足や睡眠の質の低下は、腰痛を悪化させる要因となります。質の良い睡眠を確保するために、寝る前にリラックスする時間を取り、快適な睡眠環境を整えましょう。自分に合った寝具を選ぶことも重要です。

5.3 定期的なメンテナンス

整骨院での施術効果を維持し、再発を予防するためには、定期的なメンテナンスが重要です。症状が改善した後も、月に1回程度のペースで整骨院に通い、体の状態をチェックしてもらいましょう。専門家による施術を受けることで、小さな不調も見逃さず、早期に対応することができます。

6. まとめ

この記事では、腰痛の種類と原因、整骨院での腰痛を和らげる方法、そして再発予防ケアについて解説しました。腰痛には、ぎっくり腰のような急性のものと、慢性的なものがあります。原因も様々ですが、整骨院では、手技療法、物理療法、運動療法など、それぞれの症状に合わせた施術を受けることができます。

さらに、腰痛を悪化させるNG習慣や、自宅でできるストレッチや筋力トレーニング、日常生活での注意点なども紹介しました。これらの対策を実践することで、腰痛の予防・改善に繋がります。整骨院での施術後も、自宅でのケアを継続し、正しい姿勢を保つなど、日常生活での意識も大切です。定期的なメンテナンスも再発予防に効果的です。つらい腰痛でお悩みの方は、ぜひこの記事を参考に、ご自身に合った方法で腰痛対策に取り組んでみてください。何かお困りごとがありましたら当院へお問い合わせください。

この記事を書いた人

院長 吉岡太郎 (よしおかたろう)

ひまわり鍼灸整骨院院長の吉岡太郎です。治療家歴12年、トレーナー歴8年で学んだ経験と技術をケガで苦しむ学生や体の不調で悩んでいる方に提供したいと思い独立開業に至りました。地域の皆様の健康を全力でサポートしていきたいと思っております。

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